2016 6月
厚塗りというのは、技法というよりも思想だろう。そうしなければ自分の考えているものが
実現せず、それでも、まだ出ない、まだ出ないと絵具を上から重ねていく、その結果が
厚塗りの画面になるのだ。


『セザンヌの塗り残し』
洲之内徹 著